贔屓する日光
期間:2022年7月5日〜7月11日
会場:gallery33 south
まず初めに。
私は街に出ると時々、あまりの他人の多さに驚嘆することがあります。
ここにいる一人一人に人生があり、親や兄弟、子がいて、私がそうしているのと同じように日々悲しみ、喜び、欲しながら暮らしていることが本当に信じられないからです。
それを具体的に想像すると、他者の意識が流れ込み、私にとって何らか特別だった自分という存在はすぐにその特別さを失います。
自分がいかに微々たる存在かを思い知るのです。
しかし、そんな「塵のような私だからこそ、どう生きるべきか」をよく考えます。それは私の絵の根底にあるテーマのように思います。